7月26日、2008年6月8日に起きた『秋葉原通り魔事件』の犯人・加藤智大の死刑が執行されました。
この事件では被害者家族はもちろんですが、加害者家族のその後も注目を集めました。
今回は加害者家族である加藤智大の弟のその後や、父親・母親の現在についても調べましたので、ご紹介していきます。
加藤智大の弟がかわいそすぎる!

まずは加藤の弟について見ていきましょう。
智大には4歳年下の弟がいました。
結論から先に言うと加藤の弟は事件から6年後の2014年、自ら命を絶っています。
事件後〜最期まで
加藤の弟は事件当日に職を失っています。
僕がいなければ、(職場に)マスコミが来ても知らぬ存ぜぬを通せる。辞めたくはなかったけど、迷惑をかけずに済む方法がそれしかなかった。
引用元;現代ビジネス
事件から3ヶ月が経つ頃まではネットでも自分の名前を検索するとすぐにヒットする状態でした。
自分を知る人物からの書き込みもあって、人と接することがさらに難しくなったと語っています。
その後、職を転々としながら引っ越しを繰り返していた当時を振り返ってこう語っています。
「引っ越して、住民登録を済ませると、1ヵ月も経たないうちにマスコミの人が来るんです。インターフォンが鳴り、ドアが乱暴に叩かれる。なんでわかるんだろう、と恐怖を覚えるとともに、やっぱり逃げられないんだな、とあきらめのような感情が湧きました」
引用元:現代ビジネス
そんな加藤の弟にも希望といえるものがあって、事件からおよそ1年後にできた彼女の存在でした。
しかし、結婚を切り出すと、彼女の親に猛反対されたのでした。
さらに二人が同棲するアパートに記者が訪れるようになって、彼女のストレスは限界に達したようで、加藤
の弟にこんな言葉を言ってしまいます。
「あなたが犯人の弟だから……」
「一家揃って異常なんだよ、あなたの家族は」
引用元:現代ビジネス
彼女との破局は加藤の弟を一気に絶望に落としてしまったようです。
命を絶つ一週間前、加藤の弟はこう語っています。
「あれから6年近くの月日が経ち、自分はやっぱり犯人の弟なんだと思い知りました。加害者の家族というのは、幸せになっちゃいけないんです。それが現実。僕は生きることをあきらめようと決めました。
死ぬ理由に勝る、生きる理由がないんです。どう考えても浮かばない。何かありますか。あるなら教えてください」
引用元:現代ビジネス
この加藤の弟の人生について、世間の反応がこちらです。
秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大は学生時代に気の毒な成長過程を踏んでしまったのだろうが、不遇な生い立ちでも必死に生きている人達もいるし何より起こした事に対する結果責任は免れない。個人的には専らその弟の悲惨な人生に対する哀悼の意を失わないよう努めたい。
— 森 俊介 (@i8u42b10me4u) July 26, 2022
弟さんは関係ないだろ。彼を追い込んだのはマスコミじゃないのか?💢
— しぐれ@ (@shigure517_ji) July 26, 2022
よくもまあ何事もなかったかの様にやっていられるな💢
なにが人権だ
なにが差別だ
そんなマスコミは、今日も平然と正義面して息を吐いているhttps://t.co/3RYGYSUb0K
加藤智大に同情は湧かんが、自殺に追い込まれた彼の弟はかわいそうだと思うよ
— 逆瀬川さかせ (@Seizan_s) July 26, 2022
こういった意見がほんとうにたくさんあります。
父親と母親の現在もヤバすぎた!
加藤智大の父親
加藤の父親もまた壮絶な人生を送っています。

地元の信用金庫の要職にあった父親は、事件から数ヵ月後に、退職を余儀なくされる。自宅には脅迫や嫌がらせの電話が相次ぎ、電話回線を解約した。記者の訪問も後を絶たず、マスコミの姿に怯えながら身を潜めて暮らした。
引用元:現代ビジネス
2014年当時、加藤の父親は家の電気もつけず、夜はろうそくに火を灯して生活していたようです。
2022年現在の情報はありませんでしたが、加藤の刑執行に何を思うんでしょうか。
加藤智大の母親

一方の母親は、事件後かなり危険な状態にあったようです。
罪の意識にさいなまれた母親は、心のバランスを崩して精神科に入院。一時は誰も面会できないほどの状態だった。退院後は青森県内にある実家に身を寄せたが、孫の事件を知って体調を崩した自分の母が急死するという不幸にも見舞われた。
引用元:現代ビジネス
2014年当時、加藤の母親は青森市内のアパートで加藤の父親と同様にひきこもりの生活をしていたようです。
加藤の人生に大きく影響を与えたと言われている母親の現在の様子も残念ながら分かりませんでした。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は加藤智大の弟や父親、母親の事件後にスポットを当ててご紹介してきました。
犯罪を犯した犯人はもちろん、加害者家族の苦悩も計り知れないものでしたね。
最後までご覧いただきありがとうございました。