8月1日に報じられた、山口広弁護士の証言が話題になっています。
その内容は統一教会への警察の捜査を妨害した自民党議員がいたという驚きの内容でした。
そこで今回はこの捜査を妨害したとされる自民党の有力議員が誰なのかを調べましたので、ご紹介していきます。
警視庁への圧力
こちらが山口広弁護士の証言を報じたニュースです。
【インタビュー】山口広弁護士が明かす旧統一教会と政治の闇「警察庁出身の政治家の横やりで撃ち方やめ」に https://t.co/SOcHjNiV1J #日刊ゲンダイDIGITAL #自民党って統一教会だったんだ
— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) August 1, 2022
報道によると、統一教会による霊感商法を巡って警察の対応が始まったのは2005年からでした。
そして、2009年に刑事裁判で統一教会の組織的犯行が認定された『新世事件』以降、警察の捜査に対して政治家の横やりが入ってくるようになったというものでした。
新世事件
『新世事件』の概要はこちらです。
2009年6月11日、東京都渋谷区で印鑑販売を営む有限会社新世の社長・幹部・販売員5人の計7人が、特定商取引法違反(威迫・困惑)の疑いで警視庁公安部に逮捕された
裁判では被告らと統一協会の関係を認定しています。
世間の反応
警察出身の自民党議員て・・・平・・
— 公園のねこ (@2525nekoneko) August 1, 2022
パチンコともカルトともズブズブ
やっぱり保守を自認する者からすれば絡んではイケナイ相手だったな
自民党議員が統一教会のガサ入れを止めた模様。
引用元:ひろゆき Twitter
警察庁出身の自民党有利議員の政治家は誰?
では果たして、警察の捜査に横やりを入れたと言われている、警察庁出身の自民党有力が誰なのかを見ていきましょう。
亀井静香

まず一人目は2017年に政界を引退された、元衆議院議員の亀井静香さん。
亀井さんは1960年に東京大学経済学部を卒業後、一般企業勤務を経て、国家公務員採用上級試験に合格して、1962年警察庁に入庁しています。
1977年、政治家を目指して警察庁を退職し、1979年の衆議院議員選挙に自民党から出馬して、当選され、その後13期連続で当選という、大物政治家でした。

しかし亀井さんは2005年に小泉純一郎内閣が進める郵政民営化法案に反対して、自民党を離党されています。
山口弁護士の証言内容の時期には自民党の有力議員と呼べる立場を退いていますから、亀井さんの可能性は低そうです。
平沢勝栄

次に考えられるのは平沢勝栄衆議院議員です。
平沢議員は1968年に東京大学法学部を卒業し、警察庁に入庁しています。
ちなみに東大時代には亡くなった安倍晋三元首相の家庭教師をされていました。
真ん中が幼い頃の安倍晋三さんです。

警察官僚として、数々の要職を歴任した後の1996年、警察庁を退職して衆議院議員選挙に自民党から立候補、当選されています。
平沢議員は現在まで9期連続で当選されていて、一度も自民党を離れたこともありません。
山口弁護士の証言にある時期には、選挙で4選から5選の時期で、内閣副大臣などの要職も経験されていましたから、有力議員と呼べる地位にあったと考えられます。
証言が確かなものであれば、警察に横やりを入れたのが平沢議員である可能性は考えられますが、真偽はまだ分かりませんから、続報に注目していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は山口広弁護士の証言にスポットを当てて、統一教会への警視庁による捜査に横やりを入れたと見られる自民党議員をご紹介してきました。
山口弁護士の証言が真実であれば、今後追及されていく可能性も高いので、新しい情報が入りましたら、またご紹介していきます。
最期までご覧いただきありがとうございました。
