【辞職】中村格警察庁長官が山口敬之と伊藤詩織の事件をもみ消した理由がヤバすぎる!

中村格

安倍晋三元首相の銃撃事件の責任を取る形で、中村格警察庁長官が辞職の意向を表明しましたね。

中村さんといえば、2015年のある事件のもみ消しを指示した人物として疑惑のあった方でしたね。

そこで今回は中村さんがもみ消したとされる山口敬之さんと伊藤詩織さんの事件、そしてもみ消した理由について調べましたので、ご紹介していきます。

目次

山口敬之と伊藤詩織の事件

この事件は2015年4月3日深夜から4日にかけてジャーナリストの伊藤詩織さんが、当時TBSのワシントン支局長だった山口敬之さんから、ホテルで準強姦被害を受けたとされる事件です。

この事件では伊藤さんが警察に相談し、逮捕状の発布までされていたのに、執行直前に山口さんの逮捕が取りやめになりました。

山口さんは書類送検されましたが、嫌疑不十分で不起訴となり、伊藤さんは2017年9月に民事で損害賠償請求を起こしています。

伊藤さんが著書を出版したり、記者会見を開くなどしたため、当時マスコミで大々的に取り上げられました。

一連の伊藤さんの行動に対して、山口さんは「社会的信用を奪われた」として、伊藤さんに対して反訴。

最終的には2022年7月8日、最高裁で双方への賠償命令が下って、結審しました。

この事件で、山口さんの逮捕取りやめを指示した人物が当時警視庁刑事部長だった中村さんではないかと言われています。

ではなぜ、中村さんが逮捕取りやめを指示したと言われているのか、その理由を見ていきましょう。

中村格が事件をもみ消した理由

中村さんは2012年12月から2015年2月まで、当時の阿部内閣で菅義偉官房長官の秘書官をされていました。

一方の山口さんは当時の安倍首相や菅官房長官に最も近いジャーナリストとされていて、「安倍さんの太鼓持ち」とも言われていました。

安倍さんは山口さんの結婚披露宴に出席していたことも週刊誌で報じられていました。

そして、山口さんは伊藤さんによる告発記事が週刊誌に掲載された際、当時の内閣情報官と見られる人物に相談のメールを送っていたこともわかっています。

そこで菅さんに近かった中村さんに官邸から指示が出て、山口さんの逮捕取りやめになったのではと言われています。

この一連の疑惑を中村さんはもちろん否定されていますが、実際はどうだったのでしょうか。

なお、山口さんはその後伊藤さんへの不起訴処分が下る2016年7月のひと月前の6月9日に、安倍さん礼賛本と言われている著書『総理』を発売されています。

中村さんへもし官邸から指示があったとしたら、国家公務員の警察組織の一員として逆らうことは出来なかったのかもしれません。

そう考えるとなんとも言えない気持ちになりますが、今回の辞職に対してはやはり厳しい意見がたくさんあがっています。

中村格警察庁長官辞職への世間の反応

8月25日、中村さんは安倍さんの銃撃事件の責任を取る形で辞職を表明されました。

山口さん逮捕取りやめの真相は分かりませんが、中村さんへの批判は現在も続いているようですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は辞職を表明された中村格警察庁長官がもみ消したとされる事件や、その理由についてご紹介してきました。

ドラマで見るようなお話でしたが、実際にこんなことが起きていたなら恐ろしい内容でしたね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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