7月2日に発生したauの大規模通信障害。
発生から60時間経った現在も完全な復旧には至っておらず、混乱が続いていますよね。
そんか渦中のKDDIですが、社長が行った謝罪会見に賞賛の声が上がっています。
今回はその賞賛を受けた社長・高橋誠さんの学歴や経歴、年収を調べました。
そして、記者会見での優秀さは過去の経営手腕にもありましたので、併せてご紹介していきます。
高橋誠の学歴
高橋さんは1961年10月24日、滋賀県大津市出身の60歳です。
それでは学歴から見ていきましょう。
出身高校
滋賀県立膳所(ぜぜ)高校 偏差値72〜76)

高橋さんの出身高校は滋賀県の名門進学校・膳所高校です。
こちらの高校は毎年東大京大や旧帝大、医学部などに卒業生を輩出している超名門校てす。
出身大学
横浜国立大学工学部金属工学科

高橋さんの出身大学は横浜国立大学工学部金属工学科です。
現在は工学部が理工学部に統一されていますし、金属工学科はないので、偏差値は分かりませんでしたが、難関の部類に入るでしょう。
理系出身の方ですから、今回の記者会見でもしっかり通信障害の詳細を細かく説明できたんですよね。
納得です。
高橋誠の経歴

高橋さんは大学卒業後の1984年、京セラに入社して、同じ年に現在のKDDIの前身である、第二電電企画に出向しています。
そして、2001年のインターネットビジネス部部長を皮切りに、コンテンツビジネス部や、コンテンツメディア部の本部長を歴任されました。
2007年役員就任までは、まさに通信事業の本丸を仕切っていた方だったんです。
繰り返しになりますが、あの会見での迅速な受け応えができるのも経歴見れば納得ですよね。

その後はKDDIの役員を経て、2016年6月に副社長、2018年6月から社長を務めています。
この間にも、新会社を設立したり、別会社の社外取締役になるなど、技術者としても優秀でしたが、経営者としても優秀だったことが伺えます。
年収は億超え!
そんな高橋さんの年収はどれくらいになるんでしょうか。
2020年度の高橋さんの役員報酬は1億9800万円でした。

前年度は1億4800万円でしたから、一年で5000万円もアップしています。
高橋さんは現在、KDDIの他にも電気通信事業者協会理事をされていますから、そちらからの報酬も合わせると、軽く2億は超えているでしょう。
経営手腕がやばい!
高橋さんは技術者としても一流でしたが、経営手腕も見事で、2018年の社長就任からトヨタ自動車とのIOT戦略の強化に乗り出したり

携帯料金値下げの影響が大きかった際も、5G中心の戦略を打ち出して株価を急上昇させたりしました。

高橋さんは経済誌PRESIDENTに何度も取り上げられるやり手の経営者です。
今回の謝罪会見でも、好感度爆上がりでしたので、ピンチをチャンスに変えられる、とてつもない経営者です。
謝罪会見に対する世間の反応

KDDI・高橋誠社長の会見。 社長自ら説明されていて、技術面含めて大枠を把握されている感じ。
調べたら京セラ出身で、KDDI入社後もそれぞれの各所をまわってきた、たたき上げの社長。
障害を起こしてしまっているのは問題だけど、このような社長は、今時珍しいし、好感が持てる。
KDDI高橋誠社長の記者会見 記者もお客様も敵ではない。記者の向こうにいるお客様へ語りかけるように、全ての質問に答え切る。 極力難しい言葉を使わない。主語と述語を明確にし、丁寧に説明しながらも、余計なことを言わない。 事実を答え、憶測を口にしない。糾弾する意見にも感情的にならない。
皆さん大絶賛の謝罪会見でした。
こんな上司の元で働けたら幸せですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、auの大規模通信障害で話題になったKDDIの高橋誠社長にスポットを当ててご紹介してきました。
もうあってはならないことですが、しっかりしたトップのいるKDDIは安泰かもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました。