寺田稔総務相の辞任に伴って、新総務相に就任した松本剛明さん。
一体松本剛明さんはどんか方なんでしょうか?
今回は松本剛明さんの学歴や経歴と、実は民主党出身で外務大臣だった過去などをご紹介していきます。
【総務相】松本剛明の学歴

名前:松本剛明(まつもと たけあき)
生年月日:1959年4月25日
出身地:東京都
松本剛明の出身高校
東京都 武蔵中学校・高等学校 偏差値64

松本剛明さんの出身高校は東京都の名門私立高校、武蔵高校です。
武蔵高校は、開成、麻布と並んで、男子御三家と呼ばれている名門校で、難関大学に毎年数多くの合格者を輩出しています。
松本剛明の出身大学
東京大学法学部 偏差値67.5

松本剛明さんの出身大学は、文系の最難関とも言われている、東京大学法学部です。
1982年に卒業されていますから、現役合格で留年もされていないみたいです。
めちゃくちゃ優秀な方ですね。
松本剛明の経歴

東京大学法学部を卒業後の松本剛明さんの経歴がこちらになります。
1982年 日本興業銀行(現みずほ銀行)入行
1989年 日本興業銀行を退職して当時防衛庁長官に就任した父・松本十郎の秘書官に。
1996年 第41回衆議院議員選挙に兵庫11区から無所属で立候補して、落選
2000年 民主党公認で兵庫11区から出馬して、初当選
2015年 民主党を離党して、自民党に入党
2017年 第48回衆議院議員選挙に自民党公認候補として、出馬し7選
松本剛明さんは東大卒業後、現在のみずほ銀行の前身の一つでもある日本興業銀行に入行されています。

こちらの銀行は1900年に政府主導で設立された銀行で、国内重工業への融資が目的の銀行でした。
入行できるのは、東大卒業生の中でも一握りとされていて、エリート中のエリートが集う銀行として、有名でした。
かつては、「東大で最も優秀な学生が興銀へ、その次に優秀な学生が長銀(日本長期信用銀行)へ、その次が日債銀(日本債券信用銀行)へ、残りが都銀(三菱銀行など)へ」などと言われたほどです。
引用元:為替王
松本剛明さんの優秀さがここからも分かりますね。
入行から7年後の1989年には、父・松本十郎さんの秘書官として、政治家への第一歩を踏み出しています。

実は松本剛明さんの親族は政治家や外交官がたくさんいて、高祖父、つまり松本剛明さんのひいひいおじいさんは、なんとあの伊藤博文なんです。

もはやDNAレベルで優秀な方なんです。
1996年の初めての選挙では落選していますが、2000年の初当選以降、現在まで7選されています。
松本剛明は民主党政権で外務大臣だった
そんな超優秀な松本剛明さんですが、初当選から2015年まではなんと民主党の方だったんです。
民主党内では、外交、安全保障の政策通として知られていました。
2005年には政調会長、2010年の菅直人内閣では外務副大臣、2011年には外務大臣と、すごい政治歴を持っています。

そんな松本剛明さんは、2012年、民主党にめちゃくちゃ逆風が吹き荒れた第46回衆議院議員選挙でも当選されていますから、単なる世襲議員ではなく、政治家として信頼されていることが分かりますね。
民主党を辞めた理由はなぜ?
民主党内でもかなりの実力者だった松本剛明さんですが、2015年に民主党を離党して、自民党に入党しています。

松本剛明さんはなぜ民主党を辞めたのかが気になりますよね。
民主党離党の2年前の2013年には絶大的な人気を誇っていた第二次阿部内閣不信任案の投票を拒否して、当時の民主党執行部を批判していました。
2015年の離党に際しては、こんな言葉を残しています。
「(民主党は)徹底的な野党路線に変わってしまった」「私自身が描く政権、考える政権への道と民主党が進む道はもう重ならない」
引用元:wikipedia
当時の民主党は共産党との共闘体制や、徹底的な安倍政権批判ばかりで、世論の風向きが見えていないと、松本剛明さんは考えたのかもしれません。
いいものはいい、ダメなものはダメとハッキリと態度で示せる方ですから、不祥事続きの岸田政権に新しい風を吹かせるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は新たに総務大臣に就任した、松本剛明さんの学歴や経歴、民主党時代や、離党した理由などをご紹介してきました。
とても優秀な方でしたし、民主党時代から数々の要職を歴任してきたことから、政治手腕も優れている方のようです。
支持率急落中の岸田政権ですが、骨のある閣僚の誕生で、これからが楽しみになりましたね。
しっかりと注目していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。


